■3/27 調布クラウドナイン杯 〜B級戦〜(参加者39名)
相変わらず、試合開始の11時ギリギリに店に到着…。
ダメ人間だな。
受付に行くと、すぐに21番テーブルで試合だと聞いて、ろくに練習もせずに試合スタート。
21番は前日に5-9でやられた台なので、ちょっといやだなとか考えてしまった。
で、結果は4-2で1回戦は通過した。
ともかくヒドイ内容で、まったく取り切りがなく、回ってきた⑧と⑨を入れただけ。
2回戦はH野さん。
この試合は1-4で負けてしまった。あまりいいところがなく、完璧にやられた感じ。
H野さんは、この後も勝ち進んで3位タイになっている。
敗者側は3回戦からスタートして、緒戦は3-0で次は3-2で勝って予選通過。
敗者最終の試合では、相手がヒルヒルのゲームボールを穴前に残してくれたおかげで勝てた。
本来なら、予選で終わっていたはず。
そう思って、もう後が無いと思い気合を入れる。
決勝トーナメント1回戦の相手は、今まで何度も試合で当たってきたT村さん。
最初に1セットとられて、次は相手が9番を飛ばしたのを拾って1-1。
次のセットで、⑦でこんな配置が回ってきた。
このコンビを沈めて波に乗れたと思う。
4-1で準々決勝に進出できた。クラウドの試合では、いつも決勝1回戦で負けていたので、壁を乗り越えた感じ。
準々決勝は、何度か相撞きしたことのあるMさんだった。
3-2でリーチをかけた俺のブレイクで、⑨がサイドの角にかかるかかからないかの位置に残る。
相手が②でスクラッチして、残りが①-⑨コンビでいけそうだった。
慎重に狙って、⑨がポケットにギリギリ届くくらいの弱い力加減でコンビを決めて、準決勝に進出できた。
準決勝は、ハチミギのF田さん。
何セット目かは忘れたけど、難しい②-⑨コンビを入れた後は、波に乗れた気がする。
この配置を見た瞬間、「漢なら、行っとけ!」とどこからか声が聞こえてきた。
芯撞きでバシッとイレる。気持ちよかった。
で、その後3-2でリーチをかけた後、⑥で回ってきた。
前日の5-9でことごとくサイドをはずしていて、軽いサイド恐怖症になっていたのだが、気合で取り切り。
決勝進出。
決勝戦。相手はLAのS田さん。今まで何度も試合であたって勝てなかった相手だ。
1セット目に⑥で回ってきた配置で、セーフティしようとして失敗し、1セット取られる。
次のセットは相手が⑨を飛ばしてまっすぐに残る。手玉が土手際で的球がセンターより1ポイントくらいサイドよりの位置にある配置を、バシッとキューを出して入れて1-1となる。
3セット目は⑦で回ってきたが、まっすぐでフリがない。
冷静に判断して、⑦をストップして⑧にフリを残して取りきり。
2-1でリードしたあと、次のセットで久しぶりのマスワリが出た。
このマスワリは、テンポよく取りきることができた。
3-1でリードしたブレイクはノーインで、⑨がコーナー穴前に残る。
しかし、邪魔な玉が多く直接①-⑨コンビは狙えない。
相手が撞いた後の配置が下の図。。
コレも直接①-⑨にはいけないので、ギリギリ①をクッションに入れて①からの引っ掛けで⑨を入れようと思ったら、なんと①と⑨がポケットにはさまれる形で残ってしまった。
幸いにも①は隠れており、相手がファールして⑨をイレる。
そのあとは、⑧を飛ばした後に、相手が⑧を飛ばすも⑨がフロックインして3-2となる。
最後のセット。ブレイク後に①でファールをもらうも、②から③のダシに失敗してイレが無くなる。
セーフティしたが隠れず。ただし③のイレはなく、相手のセーフティミスのあと③から取りきり。
ゲームボールを入れるときには、色々考えてしまった。
「これを入れれば優勝だ。」
「飛ばしたらかっこ悪すぎ」
「俺がA級っておかしくねぇ?」
「焼肉、焼肉!」
「これを入れれば、新しい玉の世界が見えてくるかも」
一瞬で色々考えたが、覚悟を決めて⑨をイン。
この瞬間のことは、ものすごく鮮明に覚えている。
ともかく、嬉しかった。
試合を振り返ってみると、こんなところがよかったのではないかと思う。
- 回ってきたら、最初に台全体を見て取り方のイメージをつかむ
- 入れるイメージができるまでショットしない
- ストローク中にキューがどう動くか常に考えた
- アンドセーフの発想
- 隠されても、一度もファールをしなかった
- 休み無く試合だったので、集中力が途切れなかった。
- 決勝では、開き直ってキューを出すことだけ考えた
表彰式の後に、色々な人に祝福してもらった。
今回結果が出せたのは、ホントに皆さんのお陰です。
この場を借りて、お礼を言いたいと思います。
これからは、クラウドではA級としてやっていくことになるので、下手な玉はつけないというプレッシャーもある。
けど、これで自分の中で何かが変わりそうな気もする。
早くA級らしくなれるように、精進あるのみ!
あと、賞金はフィーを除いて全額焼肉と麦酒へと変換されました。
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